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修理・リメイク
今回はサイドボードの天板の染みを直し綺麗にして欲しいとの依頼です。 ラッカー塗装を施しているみたいに思われたのでサンダーで塗装を綺麗に剥がしていきます。100番ー180番ー240番ぐらいまで研いでいき ...
木工家具職人のお話
道具のお話『だるま玄翁(げんのう)』
良く使う金槌(カナヅチ)ですが、自分が好きなのが『だるま玄翁』です!色々な金槌が有りますが、だるま型をした物が可愛くてこれにしてます。 でも、なぜ金槌(かなづち)を玄翁(げんのう)と呼ぶのか不思議に思い調べてみました。そしたら面白い話なのでご紹介します。 お気に入りの玄翁 昔の事です。 下野つけの国(今の栃木県)那須野が原に、世にも不思議な殺生石(せっしょうせき)という石がありました。 なんでも、「古狐(ふるぎつね)が化たそうな」と里人は口々に噂をしてたそうです。 殺生石は、広い十里四方もある野原に、昼夜 ...
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道具のお話『刷毛(ハケ)』
木工に関する道具なども少しずつ紹介できたらと思いますが、今回は塗装に使う『刷毛』のお店をご紹介します。 手作りにこだわり、良い品を作る刷毛職人 刷毛は近くのホームセンターなどでお手軽に購入できますが、中々コシのある品が無くて、前々から探していました。 そして、見つけたのが、東京は台東区元浅草にある刷毛屋さんです。 名前は『宮川刷毛ブラシ製作所』さんと言います。 ここの刷毛屋さんはこの場所でもう何十年も創業しており、刷毛を手作りで作ってます。 以前はここのご主人と奥さんが切り盛りしてましたが、残念ながらご主 ...
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主にラッカー塗装で起きる白化(かぶり)について
塗膜表面にかすみがかかったように、白くボケてツヤがなくなる現象を白化(かぶり)現象と呼んでいます。 白化しているものです。かぶってると良く僕らは言います。 塗装の時に、溶剤の急激な蒸発によって空気中の水分が塗面上に凝結してツヤがなくなります。ラッカー系塗料に多く見られる現象で、高温多湿の時に良く起きます。解決策としては「リターダー」とか「ノンブラッシング」という呼び名で、溶剤の蒸発速度を遅くする溶剤を加えると防ぐことができます。 今回は全艶なのでこの艶にならないとまずいですね。
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道具のお話『スコヤ』
スコヤは材木に当てて毛引く(線を引く)時に使う物です。直角や45度に線を書いたり、スコヤを当てて丸鋸で切ったりします。 スコヤは、工具の一種で精度が求められる直角の確認と金属にケガキをする時、木材に墨付けする時に使用します。同様の工具に指矩(指金)がありますが、スコヤは指矩より小ぶりで、目盛りがせいぜい15〜18cm程度で多くはステンレス製(一辺が真鍮仕上げのものもある)で表裏共に目盛りがついており、L字型の形態のものです。主として模型製作のような、比較的小さく精密な寸法を要求される工作作業の際に、寸法を ...
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道具のお話『二丁鎌毛引き 金四郎作』
これは、無くてはなら無い道具の一つ『毛引き』です。材料に平行に浅い溝を引き、鋸の線や鑿を入れる線を正確に引きます。建具屋さん、指物屋さんはいくつもの毛引きを使い分けますね。正確な作業を行う方は必要に応じて数を揃えてます。 毛引きには一丁引きと二丁引きと二種類あって、自分は二丁引きを使っています。この金四郎作の毛引きのどこが良いのかということですが、他のと使い比べてみましたが、まず持った時に手にフィットします。これは正確に線を引いていくにあたって大事です。 実際のケビキの様子です。 また、最も大事なのは正確 ...
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オーダーメイド家具作品の紹介
店舗を改装して貸別荘に
改装する前の部屋 外壁塗装をする前のハウス 伊東市大室山の麓でアメリカンカフェのお店の営業をしていた所を改装して貸別荘にするのでリフォームの依頼がありました。 中二階の住居スペースを改装してお客様が泊まれる部屋にします。広いスペースに二つの部屋です。部屋を作り出す所です。 図面通りに造っていきます。 壁の芯が出来たらこの部分に石膏ボードを貼っていきます。 ドア枠も出来ました。壁には壁紙を内装屋さんに貼ってもらいます。僕はドアの建具を製作してここのドア枠に付けます。 ドアと壁紙が貼られました。可愛いスヌーピ ...
オーダーメイド家具の詳細
栗の無垢材で製作したショールーム用の棚
今回は栗材で製作した天井高いっぱい迄の棚です。 自社製品を飾る棚だそうです。 横側の棚は一枚の板ですが、縦側の板は一枚一枚単独の板で蟻掛け吸い付きで組んであります。 サイズは2400x1500x320mmです。背が高いので組むのに足場板を造って作業をしました! 仕上げはナチュレオイル仕上げ。最後は蜜蝋ワックスでツルツルです。 栗は木目がはっきり出ていて、どこかアカシアの木に似てますね!少し柔らかな木です。
オーダーメイド家具の詳細
猫足の鍵付きガラスケース什器の塗装依頼
ジュエリーのお店の什器に使う家具の塗装です。 ラッカー塗装です。アンティーク調の色に仕上げて欲しいと言う事でこの色になりました。 艶は8分艶で仕上げました。中々良い仕上がりです。 綺麗な猫脚ですの家具です。 今回は塗装のご依頼でしたが、この様な猫足の家具も製作します。 色艶も良いですね。艶や色も自在に調整出来ますので、気兼ねなくお申し出下さいね。 こちらは上のガラスケースになる部分です。鍵付きの立派なケースです。 塗装を塗り替えるだけで、家具が生き生きと蘇ります。 このように塗装だけでも、修理も含めてもお ...
オーダーメイド家具の詳細
ホワイトオークで製作した玄関ドア 製作過程2
前回の続きで框組の加工の準備をしたので今度は組むのですがその前に金物をつける準備をします。今回は全て真鍮にしました。錠前、蝶番を取り付ける為に掘り込み加工や穴を開けて行きます。 次に鏡板にステンドグラスを埋め込むために大きな穴を開けます。本番に入る前に試作を別の板でトライして良ければ本番に入りました。ルーターで穴を掘って行きますが治具をあらかじめ作ってからそれにセットして掘って行きます。段付きでの掘り込みです。 で裏側は押さえ縁を作ってそれで押さえます。これは鏡板なので框の溝に嵌め込んで納めますので板の周 ...
オーダーメイド家具の詳細
サイドボードの修復
今回はサイドボードの天板の染みを直し綺麗にして欲しいとの依頼です。 ラッカー塗装を施しているみたいに思われたのでサンダーで塗装を綺麗に剥がしていきます。100番ー180番ー240番ぐらいまで研いでいきます。 研ぎ終わったら同じ色に近い色で着色して乾いたらサンディング4回塗り320番で研ぎ、次に仕上げの塗装をします。上塗りは3回で今回は7分艶で仕上げました。乾いたら出来上がりです。 中々の仕上がりに出来上がりました。他の部分との色合いも良かったです。
オーダーメイド家具の詳細
オーダーメイド家具作品 一覧へ
木の温もりをくつろぎの空間に
木の自然な温かみと、風合いが特徴的な無垢材。
かなもくは、一生を超えて300年お使い頂けることを目指し、ひとつひとつ丁寧に仕上げて家具をお作りしております。
オーダーメイドの無垢材家具は、ご利用者さまのキメの細かなご要望にも、柔軟に対応させていただける世界にひとつだけのオリジナル製品作りです。
家具のちょっとした隙間や家具の入れ替え等で、置きたいスペースが決まっている場合など、様々なご要望にお応えすることができますので、お気軽にご相談ください。
無垢材家具の魅力
無垢の古材をリメイクして製作した長椅子
かなもくのこだわりのひとつである「無垢材家具」。
無垢の木と向き合い、木肌、木目、色、ツヤ、木の活かし方、自然の造形美、あらゆる角度から材木を見つめ、ひとつひとつの個性を活かしながら丁寧に作り上げていきます。
木の温もりを観じ、温かみのある家具に仕上がったら、心にも身体にも優しく落ち着いた一生のパートナーとして、あなたの人生に彩りを与えてくれることでしょう。
木は、一生あなたの側に寄り添います。
かなもくの家具工房
かなもくは、静岡県伊東市、大室山の麓『伊豆高原』に工房がございます。
日夜お客様のご要望に合わせてオーダーメイドの家具をお作りさせて頂いております。
日本全国、対応可能です