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修理・リメイク
今回は自分が使っている小枝や焚き付け用の薪を割るのに使っている斧の柄を製作しました。 型取りをしてからざっくりの仕上げです。刃もついでに研ぎましたので暫くは又使えるでしょう。
木工家具職人のお話
同じ部材を何枚も切り出す機械の作業風景「リップソー」
同じ寸法に切るのに早く正確に出来るリップソーです。手でやるより早く切れますし安全です。
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道具のお話『だるま玄翁(げんのう)』
良く使う金槌(カナヅチ)ですが、自分が好きなのが『だるま玄翁』です!色々な金槌が有りますが、だるま型をした物が可愛くてこれにしてます。 でも、なぜ金槌(かなづち)を玄翁(げんのう)と呼ぶのか不思議に思い調べてみました。そしたら面白い話なのでご紹介します。 昔の事です。 下野つけの国(今の栃木県)那須野が原に、世にも不思議な殺生石(せっしょうせき)という石がありました。 なんでも、「古狐(ふるぎつね)が化たそうな」と里人は口々に噂をしてたそうです。 殺生石は、広い十里四方もある野原に、昼夜となく毒気をはいて ...
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道具のお話『刷毛(ハケ)』
木工に関する道具なども少しずつ紹介できたらと思いますが、今回は塗装に使う『刷毛』のお店をご紹介します。 手作りにこだわり、良い品を作る刷毛職人 刷毛は近くのホームセンターなどでお手軽に購入できますが、中々コシのある品が無くて、前々から探していました。 そして、見つけたのが、東京は台東区元浅草にある刷毛屋さんです。 名前は『宮川刷毛ブラシ製作所』さんと言います。 ここの刷毛屋さんはこの場所でもう何十年も創業しており、刷毛を手作りで作ってます。 以前はここのご主人と奥さんが切り盛りしてましたが、残念ながらご主 ...
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檜風呂製作依頼
今回は檜(ひのき)で風呂を製作して欲しいとの事で依頼がありました。 一枚の板を3枚接いでいきます。今回は接ぎ合わせの時に板の木端に溝を掘りそこに小さな板をはめ込んでいきます。 これを雇い実(やといざね)と言います。今は接着剤の性能が上がってますので何もしなくて接ぐのも良いのですがこうしておくと接着面積が増えるので接着力が上がります。 この部分に接着剤を素早く塗っていきます。接ぎ合わせの時には強力な接着剤を使います。2液型の水性高分子イソシアネート系木材接着剤です。水性エマルジョンタイプ木材用接着剤ですね。 ...
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主にラッカー塗装で起きる白化(かぶり)について
塗膜表面にかすみがかかったように、白くボケてツヤがなくなる現象を白化(かぶり)現象と呼んでいます。 塗装の時に、溶剤の急激な蒸発によって空気中の水分が塗面上に凝結してツヤがなくなります。ラッカー系塗料に多く見られる現象で、高温多湿の時に良く起きます。解決策としては「リターダー」とか「ノンブラッシング」という呼び名で、溶剤の蒸発速度を遅くする溶剤を加えると防ぐことができます。 今回は全艶なのでこの艶にならないとまずいですね。
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木工家具職人のお話 一覧へ
オーダーメイド家具作品の紹介
店舗で使っていた無垢材のテーブルの天板の修理
地元のお菓子屋さんの店舗で使っている無垢材のテーブルの修理依頼です。サイズは幅は約1200mm、長さが約2200mm、厚みが約75mmありました。大きなテーブルです。一部に割れが有るのでこれ以上広がらないようにと依頼がありました。 一枚板の天板の割れ止め処理 先ずは脚を取り外します。割れている所に割れ止めの千切り(ちぎり)を入れます。 千切りの型取りをしてこの中に千切りを叩き込みます。 深さは20mmぐらいです。千切はケヤキで作りました! 接着剤が乾いたら手鋸で切り落とし綺麗に仕上げます。 出来るだけ隙間 ...
オーダーメイド家具の詳細
桐箪笥の再生修理のご依頼
桐ダンスの修理のご依頼です。 古いものでしたが、しっかりとした作りで長く使えるように修理させていただきました。
オーダーメイド家具の詳細
椅子の代わりにベンチと孫用に踏み台製作依頼
先ず始めに木取りをして枘組(ほぞくみ)をするので加工していきます。 次は加工したものを組み上げていきます。この時締め付けるハタガネを利用すると便利です。無い時には自分で工夫して作って締め付けして下さい。この時には基本ですが接着剤を必ず着けて組み上げて下さいね。 で組み上がりましたので今度は脚と脚との間に貫を入れていきます。今回は蟻枘(ありほぞ)で組み上げていきます。 組み上がりました。座面は最後に着けていきます。今回の材はホワイトビーチです。 次は踏み台の製作です。こちらの材は米松のピーラーです。柔らかで ...
オーダーメイド家具の詳細
斗束(トヅカ)試作
今回は良く神社仏閣の渡り廊下や昔の木製の橋などで見かける物です。 図で表すとこんな感じです。部首の名前が書いてありますので参考にして下さい。
オーダーメイド家具の詳細
欅(ケヤキ)の無垢材で製作した座卓(シェラック・ガラス塗装)
ケヤキの無垢材で製作した座卓です。今回も耳付きで仕上げてみました。 塗装はシェラック塗装。天板はシェラックを塗ってからガラスコーティングを施しました。コーティングしても木の息が出来る様に成っているので自然の仕上がり具合です。輪染みが出来ないですね!意外と優れものです。シェラックやオイル仕上げですと輪染みが出来て残ってしまいますが、これで大丈夫になりました! サイズ:D900xW1700xH330 参考上代:25万円
オーダーメイド家具の詳細
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木の温もりをくつろぎの空間に
木の自然な温かみと、風合いが特徴的な無垢材。
かなもくは、一生を超えて300年お使い頂けることを目指し、ひとつひとつ丁寧に仕上げて家具をお作りしております。
オーダーメイドの無垢材家具は、ご利用者さまのキメの細かなご要望にも、柔軟に対応させていただける世界にひとつだけのオリジナル製品作りです。
家具のちょっとした隙間や家具の入れ替え等で、置きたいスペースが決まっている場合など、様々なご要望にお応えすることができますので、お気軽にご相談ください。
無垢材家具の魅力
無垢の古材をリメイクして製作した長椅子
かなもくのこだわりのひとつである「無垢材家具」。
無垢の木と向き合い、木肌、木目、色、ツヤ、木の活かし方、自然の造形美、あらゆる角度から材木を見つめ、ひとつひとつの個性を活かしながら丁寧に作り上げていきます。
木の温もりを観じ、温かみのある家具に仕上がったら、心にも身体にも優しく落ち着いた一生のパートナーとして、あなたの人生に彩りを与えてくれることでしょう。
木は、一生あなたの側に寄り添います。
かなもくの家具工房
かなもくは、静岡県伊東市、大室山の麓『伊豆高原』に工房がございます。
日夜お客様のご要望に合わせてオーダーメイドの家具をお作りさせて頂いております。
日本全国、対応可能です