修理・リメイク

店舗で使っていた無垢材のテーブルの天板の修理

地元のお菓子屋さんの店舗で使っている無垢材のテーブルの修理依頼です。
サイズは幅は約1200mm、長さが約2200mm、厚みが約75mmありました。大きなテーブルです。
一部に割れが有るのでこれ以上広がらないようにと依頼がありました。

一人では運べないほど重たい無垢材のテーブル

一枚板の天板の割れ止め処理

先ずは脚を取り外します。割れている所に割れ止めの千切り(ちぎり)を入れます。

千切りの型取りをしてこの中に千切りを叩き込みます。

深さは20mmぐらいです。千切はケヤキで作りました!

接着剤が乾いたら手鋸で切り落とし綺麗に仕上げます。

出来るだけ隙間が出ないように!

表面を削り、滑らかに処理していきます。

ベルトサンダーで表面を削り落としていきます。

綺麗に落とし終わったら仕上げサンダーで240番手ぐらいで仕上げていきます。

今回は現場で仕上げの塗装を塗装屋さんがするので自分はここまでです。

脚をつけるのも反っているので一苦労です!

脚はコーチボルトで留めてあります。これで引き渡しです。

  • この記事を書いた人

かなもく

1961年東京都町田市で生まれ育ちました。 子供のころはまだ町田にも田んぼや畑が沢山あり、自然にあふれた町でした。 泥まみれで良く遊ぶ元気な子供でしたね。 この伊豆に来たのは1994年(平成6年)です。1996年(平成8年)に近所にある家具工房に務める様になり、そこで14年間近く務めました。 そして2010年に独立、今に至っています。

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